パイプと糸ヒューズの半田づけ その52017年11月21日

糸ヒューズ両突き出しパイプ

昨日の記事で足のつけ根に使用した、パイプと糸ヒューズの半田づけについて。

 上枠上段:パイプ内に1本の糸ヒューズを通し、そのまま半田づけするのが理想です。
 上枠中段:しかし、パイプと糸ヒューズのスキマに半田先端をあてつつ加熱する方法だと、
 上枠下段:半田がパイプ外面に漏れて径が増し、ワイヤーコアモジュールに入らなくなることがあります。
あるいは半田が少なすぎて、すぐにとれてしまったりとか・・・?

なので、

 下枠上段:糸ヒューズは2本にして、両者をパイプ中間で半田づけします。
 下枠中段:パイプ内に半田小片を入れ、加熱しつつ2本の糸ヒューズを押して寄せます。
 下枠下段:ただ、押し具合等で中心がズレちゃうことがあります。

片足の根元の固定力が落ちてしまいます。 さてどうするか。つづく。

ワイヤーコアモジュール その152017年11月20日

小さなパペット

より小さなパペットの制作。

腰の関節は省略。体軸のパイプは長めのもの1本で、内部に首に連なる糸ヒューズを半田づけしています。
腰のワイヤーコアモジュールはタテ使用し、足のつけ根の間を短くします。

リグ固定は横方向限定ですができます。それ以外の方向につけるには、 その11 のような部品を使います。

磁石リグ 稼働直前2017年11月19日


Shiho Eguchi さんのインスタに見覚えのあるリグが!

https://www.instagram.com/p/Bbov2o4BbUJ/

さかのぼって、こっちもどうぞ。

https://www.instagram.com/p/BVikkNcgq9p/?taken-by=shiho.eguchi

パイプと糸ヒューズの半田づけ その42017年11月18日

パイプのリサイクル法

追記。半田づけした糸ヒューズを、パイプからはずす方法です。

パイプと糸ヒューズの半田づけ その32017年11月17日

意外な利点

今回の半田小片固定の意外な利点。糸ヒューズがねじれの動きに強くなります。
図で説明します。

たとえば ワイヤーコアモジュール その14 の足のつけ根に、半田づけが「フル」のものと「一部」のものを使うとします。上図は両者の正面図と側面図です。

アニメートで膝を前後すると、糸ヒューズのカーブに近い部分がねじれます。ねじれ領域は、下図の青い部分です。
「フル」では非常に狭い部分が集中してねじれますが、「一部」ではパイプ内部の自由部分もひきずられてねじれるので、ねじれが広い領域に分散されます。その結果、「一部」のほうは「フル」に比べ折れにくくなります。

つづく

最終ハラビロ(多分)2017年11月16日

ハラビロ4号

さすがにもう打ち止めだろうと思っていたら、4号きたー。 産卵したハラビロ を0号とすれば、通算5体目です。
居場所は外窓の下の壁です。相変わらず汚れてます。
緑色系の0号~2号のどれかが再来してるのではありません。開放した個体は、マジックインキでマーキングしてますから。

パイプと糸ヒューズの半田づけ その22017年11月15日

説明図

前回の(3)~(5)の説明図です。
お客様にお送りしたものを一部修正しました。図のパイプに穴があったりするのは、納品物にそういうバージョンがあったからです。

つづく

パイプと糸ヒューズの半田づけ その12017年11月14日

全体の流れ

アーマチュアキット SM-005 では、手首にワイヤーを使うことをオススメしています。キットには、ワイヤーをボール&ソケット関節モジュールに組み込むための真鍮パイプも付属しています。

ワイヤーと真鍮パイプとの固定方法には

 (1)エポキシ接着剤
 (2)瞬間接着剤
 (3)半田づけ

などがあります。

(1)はパイプの再利用ができません。ワイヤーがへたったら、パイプとともに廃棄です。
(2)はアセトン浸透により、(3)は加熱により溶かせるので、パイプが再利用できます。

海外では使われるワイヤーはアルミワイヤーなことが多いです。糸ヒューズや鉛線が入手しにくいのかもしれません。アセトンも入手できるか不明ですので、海外向けには(1)を推奨しています。
国内では糸ヒューズとアセトン使用を前提に(2)を推奨してきました。
(3)は強度的に最高です。たただし半田づけ用の機材が要るので、特に解説してきませんでした。(いわなくても、一部のプロはおやりになってます)

先日の記事 で、100円ショップのガストーチが半田づけに使えることを書きました。これにより、(3)のハードルが下がりました。

SM-005 付属の真鍮パイプに20A糸ヒューズを半田づけしてみます。細かい注意点は後回しにします。まず全体の流れをご覧ください。

番号は写真の順と対応します。

(1)真鍮パイプを万力に固定し、ピラニアンソーで切断します。

(2)パイプ内部のカエリを、パイプ内径と同じサイズのドリルビットでとりのぞきます。

(3)糸ヒューズをパイプに挿入します。糸ヒューズ上端はパイプの切り口から1ミリほど落ち込ませます。糸ヒューズ下部を逆ピンセットで固定します。

(4)パイプ上の落ち込みにヤニいり半田の小片を置きます。

(5)パイプ上端をターボライターで加熱します。

(6)半田が融けてパイプと糸ヒューズとの間に浸透し固化します。

つづく

キットのリグ固定 その32017年11月13日

ボールを横腹方向に突き出す解決法

前回の図下の解決策。小さいいもねじは使用せず、背中側からM3のいもねじをねじこみます。それだけです。

多目的ブロックの取付方向は「どの方向にボールを突き出す頻度が高いか」で決めます。
スペースが許すなら、縦方向・横方向2つの多目的ブロックを仕込んでおくのも手です。

キットのリグ固定 その22017年11月12日

ボールを横腹方向に突き出す

ボールを突き出すのを、背側や腹側でなく、横腹方向にしたいとき。
説明しやすいように図の方向を変えます。図の上が腹側、下が背側です。

図上:前回の図を回転させただけです。

図中:多目的ブロックの取り付け方向を変えず、シャフトだけを90度つけなおします。WDボルトシャフトの先端がアーマチュアの中心軸(これもWDボルトシャフトです)にあたるので、パペットからのボールの距離はほぼ固定となります。WDボルトシャフトを短く切るという手はありますが、切ると元の長さに戻せません。

図下:多目的ブロックの取付方向も90度かえてみます。多目的ブロックを中心軸に固定する小さないもねじの先端が、中心軸のWDボルトシャフトの平面部にあたらず回転が抑えられないため、多目的ブロックが回転しやすくなります。また、何よりいもねじ先端が中心軸WDボルトシャフトのねじ山を破損します。

つづく