反転階調マット9 / ブツ撮り背景補正2016年08月01日

ブツ撮り背景補正

反転階調マットは現役です。
本DIARY等に載せる「白地に制作物」という写真は、白色PP板上で撮っています。PP板上にのった照明ムラも、反転階調マットで消しています。

(この操作は、厳密に言えばPP板上の照明ムラだけでなく制作物の画像にも影響をあたえます。軽微ゆえ実質問題ありません)

反転階調マットには別の効用もあります。修正後はステージが完全に白になります。すると、広告等で複数のイメージ同士を組むとき操作が楽になります。


ブツ撮りの背景補正では、 反転階調マット7 の時のように、単純に

(A)ステージにブツを置いた写真
(B)ステージからブツを取り除いた写真

を撮り、「階調の反転」・「覆い焼きカラー」を適用する・・・という方法もとれます。

ただブツ撮りではカメラは頻繁にアングルを変えるし、ブツ自体の入れ替わりも多いです。そのたびに(A)(B)を撮るのは面倒です。

幸い、PP板にできる照明ムラには一定のパターンがあります。同じグラデーションが、一方向にのみ続いています。

(1)写真上: 画面右はじ赤線上の、1ライン上のグラデを取り出し(『パターンを定義』し)ます。
(赤線は端すぎて見にくいです。画像をクリックして拡大してご覧ください)

(2)写真中: 元画像の上のレイヤーに、(1)のパターンを横方向にペースト(『塗りつぶし』)します。1ラインのグラデはやや不連続なので、軽くぼかしをかけます。

(3)写真下: 「階調の反転」「覆い焼きカラー」「画像を統合」を適用します。

以降、影つきがひどい場合等はそれを消す処理をおこないます。


反転階調マットについては今回で終わりです。

補足です。
リアプロジェクションからの流れで『反転階調マット』のタイトルを使いたいがために

 「階調の反転」+「覆い焼きカラー」

使ってきました。実は階調マットの「階調の反転」をせずに

 「除算」

だけで同じ効果を得ることが出来ます。

「こにぎりくん」と「ビーズの森のらびぃ」2016年08月02日


今月は宮澤真理さんのプチプチ・アニメ「こにぎりくん」月間。

先日の   NHK プチプチ・アニメぴあ DVDおたのしみブック
(『こにぎりくん』第1話を含むプチプチ24本を収録)

に続き、 めばえ 2016年 09 月号 が出ました。
付属DVDと誌面に「こにぎりくん」第2話が収録されています。

Eテレも、毎週水曜は「こにぎりくん」の日。

第1話「こにぎりくん」(8/3)
第2話「こにぎりくん おかいもの」(8/10)
第3話「こにぎりくん うんどうかい」(8/17・24・31)

8/11・25の木曜には、はしもとまさむさんの「ビーズの森のらびぃ」の放映もあります。

「こにぎりくん」では拙作リグ、「らびぃ」では拙作アーマチュアが使われてます。

短信2016年08月03日

プチリグ試作

ある製品の仕様がきまり量産に入る頃には、熱意はすでに失われています。手は動かしつつ、頭では次のことを考えてる。
考えてるだけじゃなく、時には勢いでこそっと試作してしまいます。
これは、そんな手遊びのひとつです。

構造が単純なミニサイズの微動装置。動き自体はいいのだけど、横ロッドをのばすと先端が横揺れするのでボツ予定。
将来、何かに化けるかも・・・?

・・・え、磁石リグ? やってますやってます。

つづく

海外版戦車2016年08月04日

海外用戦車梱包

色々あって海外発送。
EMS輸送中、戦車が中で暴れるといけないので梱包をガチガチにしました。
プラケースを内部函にして、下部をねじ固定。なんか、あつらえたようにぴったりはまりました。

暴れてこいやメキシコで!

短信 その2(あれっ?)2016年08月05日

プチリグ試作2

細ボルトだと送りが細かすぎます。よりピッチの大きい太ボルトを試してみる。
横ロッドの直付けも考えて、中間部品(銀色のパイプ部分)をボルトに対して横にする、と。

つづく

プチリグ(『短信』改題) その32016年08月06日

プチリグ試作3

回転止めのシャフトを2本にして、送りボルトに平行配置するとブレが軽減することに気づく。
ボルトをミリからインチに変更してみる。移動ピッチがさらに大きくなります。

・・・磁石リグ?
やらざるを得なくなりました。締め切りができました。

つづく

プチリグ その42016年08月07日

プチリグ試作4

インチボルトをミリボルトに戻して、実使用可能な物を作る。
いいかんじです。
移動ピッチは小さいけど、移動範囲は25ミリだしこれはこれでいいかも。

つづく

プチリグ その52016年08月08日

プチリグ試作5

調子に乗って移動範囲30ミリ長をつくりました。
こちらはピッチが稼げるインチねじ使用。
ツマミは固定法を変え、より低くする。

しかし中間部品が下方にいくと、動きが固くなってしまうではないですか。(> <)
原因は多分下記。

 中間部品にシャフトを通す2つの穴は、シャフト径と同じ3ミリ径。
 つまりマージンがないので、2本のシャフトのわずかな狭まり(又は拡がり)が、動きを阻害してしまう。

その4 の試作品は、シャフトの平行がたまたま完璧だったのでしょう。

つづく

プチリグ その62016年08月09日

マージン

考えられるマージンのとりかた。

図上:片方の穴を3ミリ幅のスリットにします。2本シャフトの平行が狂っても、片方のシャフトがスリットに沿って動くので、中間部品に負荷がかりません。
ただ、直径10ミリ円柱の中間部品に、3ミリ幅スリットをあけるのは面倒です。これは試作すらおこないませんでした。

図左下:片方の穴を3.1ミリ径にします(図では大きさを誇張して描いてます)。スリットと同じく、2本シャフトの平行の狂いを吸収できます。

図右下:ただし中間部品は左右にも動きます。意図しない、横方向へのガタツキもおきてしまいます。これは試作して確認しました。

つづく

プチリグ その72016年08月10日

マージン

マージンのとりかた、つづき。

片穴の代わりに、ねじ穴にまで達する開放型の3ミリ幅スリットを入れます。ねじ穴は一部欠けますが、微動には問題ありません。

しかしスリットの加工成功率はよくありません。1つめはクリアしたけど、2つ目はスリットが狭すぎました・・・

切削工具のサイズをかえれば歩留まりは良くなる可能性はあります。
が、次の方法で成功したためそれはやめました。

つづく