メクラか貫通か2017年02月12日

メクラか貫通か

ボール&シャフトの形状として、時折見かけるのはボール穴が非貫通(メクラ)で、ボール先端の丸みが確保されているのもの。(図上左)

丸棒からの削りだしで、結果的にそうなるのならいいのですが(図上中)、部品組みで作り出す場合、わざわざ再現する必要はあるのでしょうか。

貫通穴にシャフトを固定するのでは駄目? (図上右)

「ボール先端に穴があいていると、関節が曲がりきったとき、ボールの穴べりとソケットプレートの穴べりが出会ってしまい、動きに不具合が出る」

ことはありません。

作図してみればわかります。(図下)

 ボールの穴径=シャフト径

である以上、ソケットプレートの縁はシャフトと必ずぶつかります。(図の赤点)
ボールの穴べり(青点)は、ソケットプレートの穴べり(緑点)と干渉しません。

というわけで、メクラ穴でも貫通穴でも、機能的な違いはありません。