黄金率 その22017年07月12日

関節データ分析

当初は √2 : 1 : 1 の黄金率にもとづき寸法を決めていましたが、人の作った関節をみてみると、それが全てではないことに気づいてきました。そこでデータを集め研究しました。


関節データの盗み方・・・いや、集め方

(1)雑誌・書籍やネットにのったアーマチュア画像の中から、関節側面の写真や設計図を集めます。雑誌・書籍では画像を高解像度でスキャンしてデジタル化します。

(2)Photoshop 等でボール径Xと板間距離Zを読み取ります。寸法比を計算するだけですので、単位はピクセルでOKです。

(3)XとZの値から、三平方の定理でYを計算します。

もしアーマチュアのそばにゲージが写っていたらラッキーです。1ピクセルが何ミリにあたるかを計算すれば、アーマチュアの実寸がわかります。
XZのほかにソケットプレートの厚みやねじ径などもピクセルで良いので読み取っておくと、あとから有用な情報に化けるかもしれません。

関節の各部寸法(比率)はデザイン的観点からその比率になったものもあるし、制作者が修行中(試行錯誤中)の関節もあったりなどノイズも多いのですが、業務用を中心に分析するとある傾向がみえてきました。

ボール径(X) : 穴径(Y) : 板間距離(Z) = 5 : 3 : 4

です。


補足:

写真の計測例はやや特殊です。

ボール径(X) : 穴径(Y) : 板間距離(Z) = 5 : 4 : 3

となっています。支持力増大とガワへの収まりを優先して、Yを大きめにとっています。YとZが丁度逆転した値なのは偶然です。

つづく

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