戦車グレードアップ2017年08月01日

コアブロック換装

製品は改良されるので、購入時期が遅くなるほど、性能アップしたものを入手できます。「遅い者勝ち」になるのは世の常です。

戦車もそう。たとえばロッドの太さに関して。
最初期は(Super Rig System の共通規格であるところの)5ミリ径ロッドを直付けしてました。(写真左、ナナメブロックにあいた5ミリ穴)
その後、長尺使用によるロッドのたるみを抑えるため、根元を8ミリ径にしました。5ミリ径へは先端部で変換しました。
根元の8ミリ径はまだ余裕があったので、10ミリ径にしました(写真右、スリットのある10ミリ穴)。さらに12ミリ径も試しました。

現在、製品のバランスとしては10ミリ径、堅牢さにおいては12ミリ径がオススメです。

戦車の中心部分のシカケ、ギヤモジュールは複数部品から構成されています。中心のコアブロックは、外部ロッドのとりつけ部分です。
外部ロッドの径変更は、すべてコアブロックのすげかえによるものです。ということは、コアブロックの交換だけで、最新版へのグレードアップができるということです。

改造費は、新規ギヤモジュール購入価格の数分の一ですみます。 どんな形からどんな形に変更するかで価格は変動します。興味のある方はお問合せください。


写真の説明補足:

左右のギヤモジュールでは、つまみやギヤの位置は上下逆になってます。構成部品を鋏む2枚のアルミプレートは、それができるよう、最初から左右相称形状で設計されています。

プチプチ・アニメ「こにぎりくん」新作2017年08月02日

こにリグ

8月は毎週水曜に 、宮澤真理さんのプチプチ・アニメ「こにぎりくん」が放映されます。
23日・30日は最新第4作「オルゴール」です。

NHK Eテレ

 8月 2日(水) 8:45~ 15:40~ 第一作
 8月 9日(水) 8:45~ 15:40~ おかいもの
 8月16日(水) 8:45~ 15:40~ うんどうかい
 8月23日(水) 8:45~ 15:40~ オルゴール *新作
 8月30日(水) 8:45~ 15:40~ オルゴール *新作

最新情報はこちら
http://www.nhk.or.jp/anime/petit/

撮影に拙作戦車や小型リグが使われています。
写真左端のプチ版になりますが、磁石リグのTVデビューです。

短信2017年08月03日

バイメタル関節

あるいは、復活のバイメタル関節

イントゥ・アニメーション 72017年08月04日


本日より国立新美術館で開催の Into Animation 7 で、プチプチ・アニメ

「けいとのようせいニットとウール」by やたみほさん
「こにぎりくん」by 宮澤真理さん

の上映および展示があるそうです。

「こにぎりくん」のナマモノ展示には驚愕! 試食できるんでしょうか?(こら)


ついしん:

「ニットとウール」、展示のアルパカ人形にはアーマチュアキッ ト(SM-005)がはいってます。
「こにぎりくん」ナマモノじゃなくてフェイクだそうです。ちょっと残念。(なにが?)

実績整理2017年08月05日


仲間内から、実績をまとめたページをつくったほうがいいといわれました。
そのつもりで整理しはじめたんですけど、書き並べてみると、参加作品とかって意外と少ない・・ かえって、実績がないことが浮かび上がったりして・・・ orz

とりあえず教育関係の納品先はこんなかんじ。

・講座・教室

パペット・アニメ体験教室(池袋コミュニティ・カレッジ)
船本恵太クレイアニメ・ストップモーションアニメ教室


・大学・大学院

九州産業大学
女子美術大学
東京藝術大学大学院
東京工芸大学
東京造形大学
日本大学
広島市立大学

※公的に納品したものです。学生さんや職員様がが個人的に購入されたもの等は除きます。

MDF加工2017年08月06日

MDF加工

久しぶりの木工。金工と違い作業がサクサクすすむので、いい気晴らしになります。

制作物は重量物を支持するMDFボード。重さがかかるものをタッピングねじでとめるのは怖いです。そこで、MDF裏面にザグリつきの穴をあけ、裏から六角ボルトを通すことにしました。

穴あけ&ザグリ方法はいろいろ試しました。結局、前にダイソーで買っておいた(最近は見かけない)フラットビットドリルが一番すばやくキレイにあきました。
(一部に普通のドリルビットを併用はしました)

何に使うものかはいづれ書きます。

アップリフター その12017年08月07日

アップリフター

MDF加工とは別件です。同じ木工つながりで。

本格的な金工なんて夢だった学生のころは、何をやるにも木工が前提でした。木工思考。木工でどうやるかを考える。

金工をはじめてからは、木工で充分なのに金工でやろうとする悪癖がつきました。
それでも

(A)時間的に余裕が無いとき
(B)どう考えても一度しか使わないもの

は、木工を使いました。

「アップリフター」は、コマ撮りパペットをマリオネーション(あやつり人形)風に撮るときに考案しました。木工にした理由は、(A)でもあり(B)でもありました。

仮にマリオネーションを装ったコマ撮りパペットが、糸のついた腕を振り下ろす場合、

(1)吊り装置から下がっている糸を緩める。
(2)腕を下方向に動かす。
(3)糸を張りなおす。
(4)カメラのシャッターを押す。

を、延々とくりかえさなけばなりません。

アップリフターにおいては、腕から上方にのびた糸は、アップリフター下面のヒートンその1を通り横方向に曲がります。その先のヒートンその2を通ると、再び下に向かいます。糸先には軽量のオモリが結び付けられていて、糸を常に引っ張ります。腕が上下するとオモリも動くので、糸は常に張った状態です。

撮影では上の(1)と(3)が省略できるので、効率よくアニメートできます。

1本の糸が通るヒートンを1つでなく2つにしているのは、
ヒートン1つだとオモリが下からきた糸に絡むのと、
何かの拍子にオモリがおちたとき、直下のパペットを破壊しないようにです。

つづく

アップリフター その22017年08月08日

アップリフター

本撮影においては、マリオネーションを装った糸は、両腕・両肩に結び付けられていました。
(アップリフターには足用のヒートンもつけておきましたが、現場の判断で使われませんでした)

写真を再見してください。前回書いたように、腕(左腕)です)からきた糸の先には「軽量の」オモリがついています。
一方、横に目を移すと、右肩からきた糸の先には軽量とは思えないオモリが下がっています。
(なお、左肩右腕のオモリは写真からはみだしています)

肩からきた糸に対しては、重めのオモリをつけることで、糸をピンと張らせるだけではなく、パペットの自重を支える機能ももたせています。

マリオネーションのふりをしない、通常のパペット撮影においても、この手法は使えます。重く作りすぎてしまったパペット――足首関節だけで自重を支えられないような――を救済できるのです。
機材の呼称を「マリオネッター(マリオネーションをよそおうもの)」でなく「アップリフター(つりあげるもの)」にした所以です。

アップリフトに使うときは、糸をブルーやグリーンにします。
あるいは、パペットとの接続部だけをタングステン線にします。タングステン線がねじれないように、タングステン線と糸との接続部には、よりもどし(サルカン)を入れます。

つづく

アップリフター その32017年08月09日

アップリフター(稼働中)

重く作りすぎたパペットをワイヤーとカウンターバランス(オモリ)で吊って支える・・・といえば、ポール・ジェッセル師匠の『ロボジョックス』を思い出します(私は)。
アップリフターはそれと同じことをやります。
アップリフターではシカケが一まとまりになっています。ステージ上方に渡した垂木上をタテヨコに動きますし、軸回転もします。だから、より自在度があります。
市販のL型補強金物とヒートン、木片だけで作れるのも利点です。

写真は稼働中のアップリフターです。著作権的配慮で、パペットはカットしています。

オプティマス・プライム2017年08月10日

オプティマス&遺棄車

『トランスフォーマー/最後の騎士王』を観にいく途中、オプティマス・プライムカラーのトラックに遭遇。こんどこそシンクロニシティ?
・・・てことはなく、このトラック、地元のシネコン近くの某社敷地内に常日ごろから置いてあります。シリーズ公開時期になるとキャンペーンで引っ張り出される。今回も都内を走り回ったようです。

もう少しシネコンに近づくと、 先日の遺棄車 が。一ヶ月もたつのにまだ撤去されてません。トランクの中の死体、きっと腐りまくってますね。(妄想)

映画は「異様に作りこんだVFX、無理くり設定、やや中ったるみのドラマ部分」という、安定のマイケル・ベイ節でした。でも好き。