二連関節のクセ その1 ― 2024年07月03日
二連関節のソケットプレートには3連穴があります。端から
ボール受け穴 - ねじ穴 - ボール受け穴
です。
材料の平角棒Aと平角棒Bを重ねて加工すれば、2枚のソケットプレートには、同じ位置に3連穴があけられます。できたソケットプレートAとソケットプレートBを組めば、クセのない二連関節ができます。
両端のボール受け穴は、中心のねじ穴に関して対称の位置にあることが理想です。が、特に手作業では加工誤差により正確な結果が出せません。試しにソケットプレートAとソケットプレートBを互いに180度回転させて組みなおすと、多くの場合、動きにクセがついてきます。
なので拙作の二連関節ではソケットプレートの片側のアールを削り、組む方向を間違えないようにしています。
つづく