【トップイメージ解説】2025年01月11日

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ティペットのママ蟹に刺激されたついでに、昨年つくった蟹系のアーマチュアを出します。
『ヒルコ/妖怪ハンター』(塚本晋也監督)の中で2カットだけ登場した、ヒルコ群体のストップモーションモデルに使える(使いたい)アーマチュアです。誰に依頼されたわけでもなく、単にファン活動で作りました。蟹のような横歩きではなく、前後に歩かせるにはそれなりの関節配置がいります。1本の足につき、シャフトのナナメ突き出しが2か所あります。

ところでママ蟹が外見通りのヤドカリなら、足は5対10本なきゃいけないのですが、数えてみると4対8本です(ハサミを含む)。異星のクリーチャーだから問題ないのでしょうが。5対10本でも4対8本でも、見た目の効果は同じ。それなら、作成も撮影もより安くあがる4対8本にしたわけですね。
ヒルコが3対6本になったのは元ネタの『遊星からの物体X』のスパイダーヘッドがそうだからでしょう。スパイダーっていうくらいだから、スパイダーヘッドも蜘蛛と同じ4対8本にすべきところ。これもママ蟹と同じ理由で3対6本になったと。