C3604の焼きなまし その4 ― 2026年01月03日
C3604が表層のみ焼きなまって、深層が焼きなまらない境界温度を調べます。
実験:
2x2の角棒を6本切り、0~5の番号を付ける。
それぞれを450度で00・05・10・15・20・25分加熱する。
ピンバイスに装着し、5番~0番の順で、指の腹で曲げる。
逆番号順で曲げるのは、柔らかいときに曲る感覚をつかむため。
結果:
5番(25分) 曲る
4番(20分) 曲る
3番(15分) 曲るが抵抗あり
2番(10分) 曲るが強く抵抗
1番(05分) ほんの少し曲る
0番(00分) ほとんど曲がらない
写真は、左から 0番(00分)・1番(05分)・2番(10分)・3番(15分)・4番(20分)・5番(25分)
一番右は、前回の指標(30分)
考察:
00分~05分の間になまり始める。
前に02分では失敗した。05分~10分くらいが適当か。
とりあえず10分ととする。失敗したら+5分で15分にできる。
(熱処理は累積するはず)
2025.1.4訂正:
02分のものが最初はOKで、あとでだめになった。表層だけ薄く焼きなまっていたと思われる。
しかし、おそらく05分を超えると、2x2角程度の厚みの材料は、で表層・深層かかわりなく、同じ硬さになりそう。だからこの実験は、境界温度を割り出すものではない。

