リン青銅二連関節2018年01月20日

リン青銅二連関節

C5191 ムクのリン青銅プレート にアール(角の丸み)をつけて組んでみました。締めねじはトラスねじでコンパクトです。

耐久性があるとされるボール&ソケット関節も、何千回も動かせばボールと穴がこすれて穴径が広がります。関節が緩んで圧力が変わり、ねじの締め付け直しをすることになります。
リン青銅はバネに使われる金属。リン青銅ムクのソケットプレートなら、リン青銅のバネ性が上記の関節の緩みを吸収します。
ですので、基本的にはメンテナンスフリーです。一体成型のガワに完全に埋め込まれてメンテナンスがしにくい・・・などというパペットに最適です。

MR-002 プチ追加2018年01月19日


本家サイト www.modelanimation.com のトップページに、磁石リグ MR-002 の広告を「在庫0」としたまま載せていたら。勘違いしたお客様から購入希望のメールが届いてしまいました。 若干の部品在庫はあるので、特例として新たに組み出荷させていただくことにしました。
広告はとりさげ、年賀状にしました。時期的にもう遅いか・・・ 近日通常版に戻します。

バイメタル関節(軽量ストロング版)2018年01月18日

軽量ストロング版

真鍮板+リン青銅板のバイメタル・ソケットプレートは、扱いやすいようにあらかじめ半田づけしてあります。穴あけが一緒くたにできるという意味では加工は楽です。

真鍮板の代わりにアルミ板を使おうとすると、アルミは半田づけできないのでリン青銅板とはエポキシ系あたりの接着剤でつけることになりましょうか。いやいや、シカケ上は両者は必ずしも接合されていなくてもいいのです。個別加工して機械的に組んでも、なんら問題ありません。やってみて実証しました。
強力・スムース・軽量と、三拍子そろった大関節ができてしまいました。

アップリフター部品2018年01月17日

改造プーリー

新しいアップリフターを準備中です。

※重く作りすぎてしまったパペットの救済手段としてのアップリフターは、 アップリフター その2 の後半以降で紹介しています。

対象のパペットは重量級です。材料にはヒートンでなくプーリー(滑車)をつかいます。
適当なサイズの市販品はあったのですが(写真右上奥)、プーリー以外の部分が貧弱でした。これで重量物を支えるのはおっかないです。
なので、プーリーだけをとりはずして丈夫な材料に付け替えました。(写真左手前、右手前)
これは基本部品で、市販のL型金具などにねじ止めして使います。

『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』2018年01月16日

ようやくみましたー。わざわざ地方の劇場までおでかけです。

アチラ版のブルーレィでみてはいました。日本語版で話の詳細がわかってみると、とらえかたも変わって涙うるうる。話が面白い+ストップモーションの技術がすごい 作品をみるとこうなるんです。さすがに「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のときのようなボロボロにはならなかったけれど。

通常パンフレットは買わないのだけど、世間の評判が良いようなので何十年かぶり(!)に買いました。"The Art of Kubo and the Two Strings" より知りたいことがのってました。これはお買い得。

C5191 穿孔2018年01月15日

C5191 穿孔

バイメタル関節の通常版とストロング版では、使われているリン青銅の種類が違います。前者は快削リン青銅(C5441)の丸棒。後者は通常のリン青銅(C5191)の板材です。

C5191板材は粘りがあって穴があけにくいです。ドリルビットが材料に急激にもぐりこんで、穴形を変形させたりします。
が、バイメタルではC5191部分の厚みは1ミリに過ぎません。直下の真鍮がクッションの役目を果たすので、C5191ムクよりは加工しやすくなります。

とかいいつつ、穿孔用の冶具をバラす直前にふと思いつき、過去に作っておいたC5191ムクの3ミリ厚平角棒を加工してみました。なんと、問題なく穴あけができてしまいました。(写真)
バイメタル加工を工夫しているうち、いつのまにか厚めのC5191への穴あけ技術にも長けてしまったようです。

これは個人的事情で、一般にバイメタルのほうが作成しやすいというのは事実です。C5191の薄板と真鍮平角棒も、C5191の厚板より入手しやすいです。

バイメタル関節(スーパーストロング版)2018年01月14日

ストロング版とスーパーストロング版

従来版の9ミリの穴径を、10ミリといわず12ミリまで拡大すると・・・ 計算上は77%ちょいの保持力増大です。
先方様には10ミリで既にOKをいただいてます。さすがにここまでやるとやり過ぎ・・・!?
ソケットプレート間の距離が狭まり、シャフトの横方向への屈折角度は狭くなります。それでもいづれ使える場所はあるでしょう。
写真左がストロング版、右がスーパーストロング版です。

バイメタル関節(ストロング版)2018年01月13日

従来版とストロング版

スムーシングのジレンマ で書いたようにボールの品質をわざと落としたところ、やはり動きが悪くなりました。我慢して使ってもらってもよかったんですが、別の方向も探りました。

ソケットプレートのボールシートの穴径を拡大して、ボールと穴べりとの接触面積を増やします。9ミリ穴を10ミリ穴に拡大すれば、計算上は23%ちょいの保持力増大が見込めます。
同時に、ねじの締め付けでソケットプレートがまがらないよう、材料の平角棒のサイズを一回り上にします。

効果覿面! スムースさを保ったまま保持力をあげることができました。
写真左が従来版、右がストロング版です。

つづく

STAR WARS ファンムービー2018年01月12日



STAR WARS The Lost Patrol

ファンムービーだそうです。
ここまでできるのですね! コックピット使いまわしのアイデアもすばらしい。
公開中の正編最新作よりワクワクしてしまいました。
(シャレにならない)

二種類の戦車 続き2018年01月10日

オモリなし戦車

つづきます。

「貸し」系のスタジオで戦車に長尺ロッドを使いたがるのは、戦車本体の影がステージに落ちるのを避けるためだけではありませんでした。戦車の重みでセットが沈み込むので、セットに影響しない遠方からパペットを支えようとしてたのですね。

「貸し」であれば撮影機材も持ち込みです。オモリつきの重い戦車を運ぶのは、できれば避けたいところ。そんなときは、写真のようにオモリをはずしておきます。重しがいるようになったら、現場にあるサンドバッグやカメラ(今のカメラは軽いけど)、水入りのペットボトルなどを代用します。
戦車が動かなくていいのなら、リグベース(写真の真鍮板)のねじ穴にタッピングを通し、ステージに固定してしまうのもありです。