悪貨は良貨を…2023年11月12日

注文履歴

目安「ごんぶと」棒がうまくいき、増産もアリかなということで、今でもAmazonで売ってる火吹き棒を再購入しました。購入先は消失してましたが、同様のものを売ってる業者はたくさんありました。
が、再購入品は劣化してました。動きが固く、引き出すのに力がいります。先端関節をつまんで引き出す――NGですがやってしまうアニメーターさんが多いです――と、関節の動きにクセをつけそうです。スライドの固さはパイプの部位によってまちまちで、謹製目安棒としてはいささかカッコ悪し。

5年前は国産・中国産が並行して売ってました。両者は全く同じものでした。国産も生産は中国で、日本の販売業者が品質管理(チェック)をしていたのでしょう。

以下、オレ説。

・日本の販売業者が中国の工場に火吹き棒を(たとえば)1000個発注した。ケースやパッケージ、解説書と組んで製品として販売した。

・中国の工場は上記の1000個と同じラインで、同じものを(たとえば)5000個を裏生産した。それを中国の販売業者が製品にして販売した。「製品」といいつつパッケージはなく、裸の生産品をビニール袋にいれただけです。

・日中製品がAmazonに並んだ。どちらも日本の販売業者が品質管理したものだから、性能は高かった。

・同じ品質なら安い中国産が売れる。国産は競争に負けて撤退した。

・日本からの品質管理がなくなったから、中国産は安かろう悪かろうの材料を使うようになった。工程も手を抜いた。工作機械のメンテも適当。それで品質が劣化した。<= いまここ

5年前の売れ残りはないものか。それらしい火吹き棒を買い集め、日本基準の良品を探索しました。アタリはありませんでした。写真は7/28時点の注文履歴です。それ以降も試してます。

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