『My Melody & Kuromi』メイキング ― 2025年08月01日
メイキングと本編の比較映像が公開されてます。
アーマチュア内蔵パペット、戦車(タンク)、吊り具、カワジン(特製カメラ雲台)の合わせ技! 使われてないのはカタツムリ(小型リグ)くらいです。後合成なしでやってたんですね。
アニメーターはいわつき育子さん。
『 I Am Frankelda』 ― 2025年08月02日
メキシコ初のストップモーションアニメーション映画だそうで。10年近く前、そういう触れ込みの作品に戦車を納品したけど、それではないなあ。どうやら先を越されたようです。
【トップイメージ解説】 ― 2025年08月04日
『My Melody & Kuromi』モーションテスト ― 2025年08月08日
見里朝希監督によるマイメロのモーションテストです。かつて監督ご本人に個人的に納品した戦車(タンク)が後方に一瞬写ってます。使われていたのを知って、ちょっと安心。
マイメロの耳はガワの素材(シリコーンゴム)に負けないよう、内臓のボール&ソケット関節はギチギチに締めつけられてます。それでも柔軟そうに動いてます。
「諸星異聞録9」 ― 2025年08月12日
諸星大二郎ファンの同人誌「諸星異聞録9」に参加しました。5号連続です。8月16日、コミケで販売とのこと。
https://twitter.com/moro_ibunroku
私の記事は『西遊妖猿伝』の無支奇です。ボツ原稿は先日載せました。 → コレ
save the joint その1 ― 2025年08月14日
長時間の熱処理により、動きにクセのついたステン二連関節部品を検証してみました。
組になってる2枚のソケットプレートのうち、ねじ通しの穴があいたほうをAプレート、ねじ穴のあいたほうをBプレートといいます。ボール受けの穴はボールシートです。
A・Bを穿孔すると、加工によりボールシートの穴べりが「加工硬化」を起こします。硬さの関係が
ボールシート > ボール
となり、ボールシートがボールにキズをつけます。キズは動作障害を起こします。
加工硬化を除くには、加熱して「応力除去」をしなければなりません。加熱は
(1)長時間加熱する
(2)短時間加熱を繰り返す
からの2択です。(1)ではA・Bの膨張と収縮がおこります。収縮後の大きさがA=Bであればいいのですが、A≠Bとなると、AとBでボールシートの位置が変わります。組んで関節にしたとき、動きにクセがつきます。
(2)では有意な膨張・収縮を起こさずに、小規模な「応力除去」を累積させます。A・Bのボールシートの位置関係は変わらず、関節の動きにクセはつきません。
今回の検証は、(1)でNGとなり、溜めておいた部品が対象です。
検証結果を写真で示します。クセによりシャフトが傾く方向は、ほとんどがB側寄りになりました。2本のシャフトの傾き方は鏡像関係です。これは、ソケットプレートの大きさがA>Bのとき起きる動き方です。
ボールシートの形状は、Aが貫通穴、Bがメクラ穴です。どうやらAは、収縮後の大きさがBほどに戻らないようです。
つづく
save the joint その2 ― 2025年08月16日
長時間加熱で大きさの変わったA・Bも、片方の組のボールシートを使わず、一連で使用すれば動きにクセはなくなります。NG部品の有効利用。これがタイトルにあるsaveの意味です。
Aプレートは組みあわせ方向を間違えないよう、使わない片穴にスリットを入れます。
アルミ製の一連化部品は最軽量ですが、(私以外では)運用がしにくそうです。アニメーターさんは説明書を読みませんし。(偏見)
一度組み込んだあとは部品構成をいじらない、パペット内蔵関節に限って使うことにします。
つづく




