最終出荷2026年09月16日

15センチ高いわつき号

久しぶりのいわつき号。在庫として持っていた、カーボン調シートコートの鉛インゴットの出荷は、これで最後。

鉛インゴットの焼付塗装2026年09月15日

左は焼付塗装、右はカーボン調シート

戦車(タンク)のオモリに使う鉛インゴットは、カーボン調シートで覆ってました。使ってたシートが販売中止となりました。類似品は多々ありますが、同じ性能の商品を見つけてくるのはちと手間です。

最初期にやっていた黒色塗装に戻すことにしました。当時は1/2に希釈したGボンドをメタルプライマー(塗装をのせるための下地剤)とし、黒色アクリルスプレーを吹いてました。

今回の黒色塗装は焼付塗装です。下地は塗らず、耐熱スプレーを吹きます。加熱は鉛の融点327.5℃を超えないようにします。(炉内で溶けたらえらいことです)

冷却後はガムテを貼り剥がしして強度を試します。ピンポイント程度の剥離が起きることがありますが、その場合はペーパーがけして、追加塗装・再加熱します。

スプレーを吹く前にアセトンで脱脂すると、ピンポイント剥離は起きなくなりました。(まだ一例)

LAIKAのメイキング2026年09月14日



『恐竜の惑星』の恐竜の小刻みの歩行(アニメーターがアーマチュアの出来を補正できなかった)や、『ロボジョックス』の4足歩行ロボの動き(デザイン優先?の関節の屈折方向の制限を、ユニークな動作として昇華させた)を思い出します。
なにはともあれ、動きの命運を握っているのはアニメーター(様)でございます。

背中側に飛び出したグリップいいですね。私はカシラ用に作ったことがあるくらい。
パペット本体のアーマチュアの動きにクセがないからできるわけですね。もしクセがあると、それを抑えるためにアニメーターは本体に触れざるを得ず、衣服が動くはず。素早いカットだから触っても問題はなさそうですが。

先日、リグを挿す角パイプの位置として胸部はどうかという話があって、やっぱり腰でしょとなったのですが。リグ用でなく、グリップ用に入れておくのはありですね。

スピンオフ接続部品2026年09月13日

汎用接続部品

スペーサー半田づけ治具 その5 の、

「治具で組んで、ベンチバイスに挟んで面一にする」

というやり方は、胸部/腰部の接続部品の制作にも使えます。同じ治具がそのまま使えるのがオイシイところです。

バカ本の人体アーマチュアでは、接続部品は胸部と腰部で別の形をしてました。十字型(胸)とT字型(腰)です。この接続部品は汎用で、どちらにも使えるようになってます。

ミズヒルコ2026年09月12日

『攻殻機動隊』の新シリーズ、なんとEP10で完結!?

「ミズヒルコ」はヒルコ(水蛭子)の読み間違いだと思う。象限(しょうげん)を「ぞうげん」と読んでたアニメの『ガルフォース』みたいな。

前にもそう読み間違えてたから、開き直って今回もそう読むことにしたのかもしれません。脚本段階で「ミズヒルコ」とカナで書かれてたりして?

あ。調べたら原作コミックの台詞で水蛭子に「ミズヒルコ」というルビが振られているそうな。原作尊重ということか。

スピンオフ一連 その62026年09月11日

追跡調査

スペーサーがロッドの屈折角度を小さくしてないか調べました。設計図上はOKでも、実作するとそうはならないこともあるので。(その場合、どこかに見落としがあります)

特に問題はみつかりませんでした。

Imaginator ストップモーション特集号2026年09月10日

Imaginator 12

Imaginator 12号きた。
おなか一杯の内容で、特にトム・St・アマンドのインタビューがよかった。

我が国の作品として『ヒルコ・ザ・ゴブリン』も書かれてましたが、他の作品と違いアニメーターまでは触れてませんでした。極東作品の詳細情報は、アチラには届いてないんですね…

https://link.amazon/B0fxqO0xW

ステンボール&角ロッド その22026年09月09日

穴内面の黄銅化で解決

解決方法。

上段左から右へ:
3径丸棒にステン球をロウづけします。中心に2.7径の穴をあけ、丸棒を切り落とします。穴の内面が黄銅になったステン球ができます。

下段左から右へ:
できたステン球に、2x2黄銅角棒を半田づけします。ロウづけの高温がなく、角棒はなまりません。

ステンボール&角ロッド その12026年09月08日

黄銅球(半田づけ)とステン球(ロウづけ)

リン青銅一連関節 につかったボール&角ロッドは、ステン球+黄銅角棒です。両者の接合は半田では強度が弱く、ロウ(銀ロウ)を使うことになります。しかしロウづけには、黄銅角棒をやきなまして柔らかくしてしまうという問題があります。

図、上段左から右へ:
黄銅球の場合。中心穴に、2x2黄銅角棒を半田づけします。従来のバカ本式です。

下段左から右へ:
ステン球の場合。中心穴に、2x2黄銅角棒をロウづけします。ロウづけの高温で、角棒はなまって曲がりやすくなります。

強い力がかかる部位に使うときは、曲りをおさえるために、一回り上の3x3角パイプに入れ子にします。
スキニーアーマチュア の腿と膝がその例です。なお肩も3x3角パイプにつないでますが、ここは大きな力がかからないから、ボールぎりぎりまで入れ子にしてません。

つづく

シリコンかシリコーンか2026年09月07日

AIに土下座

シリコーンゴム をシリコンゴムと呼ぶのは日本国内ではスラング化してるから許されるのだけど、英語圏では明確な誤りとなります。

ゴム=rubberです。このrubberがつくと、

Silicone rubber は正しいけど、
Silicon rubber は字義的におかしい(そんな言葉はない)となる。

とはいえ、LAIKA(だったか)のメイキングでパペットファブリケーターが「シリコン、シリコン」といってるのを聞いたことがあります。それ、誤用でしょ? とAIに聞いたら

-----

間違えていたわけではなく、英語の発音の聴き取りやすさが関係している可能性が高いです。

英語の「Silicone」の発音:

英語で「Silicone」を発音するとき、日本語の「シリコーン」のように語尾を「〜コーン」と長く伸ばしません。英語では /ˈsɪl.ɪ.koʊn/(シリコンヌ/シリコウン) のように、語尾がキュッと短く発音されます。

日本語話者の耳での聞こえ方:

この英語独特の短い発音が、日本語話者の耳には「シリコン」と聞こえることがよくあります。そのため、メイキングの工房スタッフは誤用(Silicon)したのではなく、正しく Silicone と言っていた可能性が非常に高いです。

―――――

と返されました。なるほど。